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ブラジル・サウヴァドール日記 2004 Brasil Salvador

1/18(日)

そう言えば昨日の夜のシャワーは初の温水シャワーだった。
ホテルではあたりまえだけど一般の家庭では結構冷水シャワーが普通だったりする。
林が去年ここにいた時、温水シャワー買ってくれって俺が頼んでおいたような気がするけど。
林の話は昨日のアニーの話にも出てきた。とりあえずダメ人間みたいな感じに言われる。
洗濯が下手とか。寝てるとか。
でも練習は凄いするし勉強熱心で素晴らしいと最後はちゃんと褒めるけどね。
石塚さんとにっしゃんが帰って林1人になった時は相当おとなしくなってたらしい。
とか。

あと正太郎さんは本当に素晴らしいとか。一緒にアニーの実家に行った時のはしゃぎっぷりとか。
正太郎さんはしゃぐからなー。相当みんな気に行ったらしい。

カポエィラはホーダの中だけじゃないから本当にカポエィラやりたいならうちで暮らすのが一番いいと言ってた。
カポエィラにナニができるかの一つの素晴らしい例が確かにここにはある。
そして今成功に向かって確実に進んでいる。

起きたのは10時すぎ。昨日の夜から雨はずっと降っている。なんか水曜まで続くっぽい。マジっすか。

パン食ってネットに繋ぐ。
トニーと話ながら。トニーに邪魔されながら?まあ色々大事な話をしてたんだけど。

日曜の自主練習後にみんな俺の家でメシ食ってるっぽいので笹森とネット上で会話しようとしてたんだけど
向こうの問題でなかなか繋がらない。やっと繋がった時は笹森とマイロしか俺の家にはいなかった。

トニーの母親が俺達を昼飯に招待してるらしい。でも雨だからうーんって感じ。

30分以上待つ。いとこだかの車が15分後に来るって言ってたけど。「画太郎先生ありがとう」読んだり。

やっと呼ばれて行ったら「車壊れたからそこらへんでメシ頼むぞ」だって。あらら。
まあうまかったからいいけど。

スーパーに行ったら3つとも全部閉まってた。1時には閉まるらしい。日曜は。
フラカォンがネットやってたんで色々話す。大学の話とか。
ついでにアカデミーアのパソコンに日本語フォントを落とす。

やる事ねえなあ。パソコンいじったりたかゆきが翻訳した本を添削したり。

トニーが行商から食い物買ってくれたり。
ホドリゴって子が泣いてる振りをしてたり。

その後さかやさんはアニーと料理しながらお話。
俺はトニーとネットしながらお話。

双方色々な話を聞いた。偶然にもお互いメストゥレ ビンバの死についての話を聞いた。
2人とも話止まらない。
今日もまた眠くなってきた。
アカデミーアのパソコンで日本語入力できるようにしようとしたんだけどダウンロードに時間がかかりすぎる。
今日はあきらめた。レジューム効くのかなコレ。

上に戻ってしばらくしたらアニーが鳥肉焼いてくれた。
残り物の米で食べる。電子レンジなんか当然ないのでナベに冷蔵庫に入れてた米とフェイジャォンぶち込んで炙る。

ネズミが駆け抜けてた。
部屋に入られないようにちゃんとドア閉めないと。

明日数時間でもいいから晴れてくれないかなあ。洗濯物をしたい。
布団も干したいし。
レッドツェッペリンンを聞いて、ちょっとゲームをして寝る。

さかやさんヴァージョン

補足 
昨日の夜ショウコさん(Artista 黄緑帯 チーム新宿の一員 あとはいろいろ書くと本人が嫌がるので書きません。
うちの2003年バチザードTシャツをデザインから発注まで全部やってくれました。)のサイトをトニーに見せたけど、
彼女の特異な世界観はトニーには理解できなかったようです。

なんだか今日は熟睡して、起きたらもう9:30だった。
寝たのは1:30くらいだったかな?でも一度も目が覚めなかった。
朝はパンとヨーグルトを食べて、洗濯する予定だったけど、洗い物したり食事したりして
いたら結構な時間になって、今ならみんなが(日本の)家に集まっているかもと思い、
(いつも日曜の練習の後は新宿の家で食事をするのだけど、今はその留守を生徒に任せて
いる)道場に降りて行ってネットに繋ぐ。でも家にはもう笹森とマイロしかいなかった。
マイロここ読んでる?今日はお母さんが帰ってこないからいいんだとか言ってるらしい
けど次の日学校ある日は遅くまでうちにいたらダメだからね!
とりあえず今すぐ送っていくように笹森にチャットで言って、
帰ってきた笹森にその後チャットで指示しながら日本に忘れた忘れ物を探してもらうけど、結局見つからなかった…。
その間ずっとトニーがそばにいていろんな話しながらだからなんとなく集中できない。
ついでなのでトニーにちゃこちゃんの国内線チケットの相談をする。
もっと安い代理店を知らないかとたずねてみたけど、意外とお父さんダメだった。
ていうかお父さん勝手に質問を理解して勝手に答えるから困る。

最後まで話をきいてクレー

時刻の読み方とか説明し始めて・・・  ちがーう
やっぱり今GOLが一番安いみたいですね。
で、トニーの従兄弟がヴァリグに勤めているので、相談してやると言ってその場ですぐ
電話してくれたけど、繋がらず、月曜の朝に持ち越しになった。
あとちゃこちゃんとアンドレアが来る間はエレナの部屋を貸してもらえるかもしれない
というかそういう風にできないかとアニーもトニーも考えてくれているようだ。
エレナがどうするのか、どこかへ一時避難するのか一緒に暮らすのかわからないけど、
アニーもトニーもみんなで一緒に暮らすのが大事だと考えてくれている。

このネット接続の間トニーは本当にいろんな話を一人でしていた。
今のアソシアサォンと他の団体の関係とか。割と今は良くなっているというか、色んな
変化が起こっているようだ。ACMBは火曜日ホーダだったのが今ショーになっている
らしい。入場料は10ヘアウらしいけど、ちゃこちゃんが来たら一緒に見に行ってみよう。
あと余談だけどテレビである島の取材をしてるのをやっていて、そこの島のカポエィラの
グループの生徒がマクレレーを披露して「このダンスは誰が作ったんですか?」という
インタビューに「メストレ・ビンバです」と答えたらしくてトニーへこんでた。

日本の生徒の話もした。タリちゃんが私達のチケット用意してくれたことを
覚えていた。タリちゃん元気かと。

トニーのママの家に昼食にお呼ばれすることになり、楽しみにしていたんだけど
待てど暮らせど迎えに来ると言っている車は来ず、結局上で待っていたら車の故障で
来られなくなったとか。こんなですブラジル。よくあることです。
トニーが昼食を買いに行ってくれて、鶏肉とフェイジョアーダの食事。
洗いものを済ませて降りていったら、フラカォンが来ていた。

また日本のみんなの話をした。
久保君(緑帯 Boxel 岐阜でボクシングをやっていて、高校生の時に階級別全国で三位以内
(何位だったか忘れたけど2位か3位だった)に入った。真面目で明るく格闘技好き。笹森がやっている慶応のサークルにいる)
はどうだとか話していて、ロッキーの歌を歌って 一番盛り上がるところで

「クボン!!」

と叫んで超笑った。

あとショウコさんのALは元気かと。印象に残っているようだ。
そんなふたりにこれを
フラカォン

しきりと横浜スタジアムに行ったこととか話していた。ヴェフメーリョはすごいサッカー
好きだから自慢しまくりらしい。ヴェフメーリョは日本に来たら絶対横浜行くとか。
そういやフラカォンは2002年の来日の時にあすかさんにもらったというワールドカップの
Tシャツを着てた。

フラカォンたちが通っている大学FSBAについて教えてもらった。
今は大学は休みで、2/9から始まる。フラカォンは昼間学部、ヴェフメーリョは夜間。
時間が違うのでふたりでひとつのテキストを使っているらしい。授業料も高いから節約・・・。
そうなると今年のバチザードには誰を呼べるんだろう。
ヴェフメーリョには来てもらいたかった。でも何日かは許可を取ったり補講をしたりする
ことができるようなので、相談だね。
帰り際におととい習った歌のテストをされたけど、うまくやれなかった・・・。
Perfeito っていうけど、そうじゃないことはフラカォンが一番良く知ってるくせに。

今日は本当に何もしていない。
明日からアニーの料理を手伝うので、調理に関する単語を復習して、少しだけポルトガル語の勉強をした。

今日は胃の調子も余り良くないので、おかゆを作って食べる。
お米を炊いていたら、アニーがおきてきて(今日はつかれきって一日中寝てるらしい)
夕飯の支度を始めた。一緒ににんにく切ったりして、ぼちぼち口が動き始めて、
今日は特に何事もなく一日が終わるなーと思ってたけどとんでもないことになった。
語学能力がないので、解釈が怪しいけど、また今日もいろんな話を聞いた。
次から次へといろんな話が出てくるので、覚え切れない。すごく大事な話なのに。
どんな流れかももうかなり話ながら忘れたけど、とりあえず今日のメインの話は
ネグロたちの話と、あとバイーアの人ってどんな人かみたいな話だった。

とりあえず炊飯器を使わないのかと言われ、蟲がわいたので鍋で炊くと言ったら、
さやかは米の炊き方知ってるの?と言われた。
ゆきさん(Florzinha 緑帯 一年半前にここへやってきたことがある。好奇心が旺盛で知識欲もあって、かついい人である。
世界のいろんなところに行っていて、柔軟で多様な考えた方のできる人で、いつもいろんなアドバイスをくれる貴重な存在。
でもここでは「ゆっくり成長する生徒」の代名詞としてよく出てくる)は知らないと言ってたわよと笑っていた。
ゆきさん=炊飯 というぐらい、米の話になると必ずゆきさんの名前が出る。
どうでもいいけどここのコンロは中火か強火しか出来ない上左右で火の大きさが違うので
かなり注意してみていないといけない。
アニーが米の炊き方を(コップの二杯分の米にたいして4.5杯の水をいれなさいと)教えて
くれたけど、私が炊いているのは日本米なのだ。
そこで日本のお米はもっとやわいので注意しないといけないといった。
で、炊き方は?と聞かれたので、「赤子泣いても蓋とるな」を説明しようとしたけどうまくいかなかった。
炊飯器は電気を使うから、石塚さんたちが帰ってから一度も使ってないんだと言っていた。
というところから話は始まって、文明の話になった。物事は自然にできるだけ近い方が
いいという話とかで、アニーのヘシフェの実家はアニーが10歳の時まで電気が通って
いなかったそうで、ろうそくとランプシェードで暮らしていたとか。
今なおブラジルの内地ではそういう生活をしている集団はまだいっぱいいて、
山の方では水がなく、だからもちろん水道なんてものもない。
でもどうにか知恵を自然から学んで人々は生きている。アニーはそういう人たちの生き方
を見せるべくフラカォンとエレナをよく内地に連れて行ってたらしい。
山の上に暮らしいる人たちと山道を一緒に歩いていた時、まだちいさなフラカォンが
「のどが渇いたよ」と言ったら、その地の少年は「おしっこしてソレ飲めばいいよ」と
いったとかで、つまり彼らは水を溜めるという概念がまだないのだ。
もちろんそんなことは無理だけど、こういうことは最近までもちろん存在した。

ここから今度はネグロたちの話になった。

ポルトガル人たちがブラジルを発見し、インジオたちを殺して、今度はアフリカから
ネグロたちを連れてきた。そのときまでブラジルには病気というものは存在しなかった。
もちろんネグロたちも病気なんてものはもっていなかった。
彼らは自然界に存在する様々な事柄に対する抵抗力を有していたから、病気になること
はなかった。ブラジルに病気をもちこんだのはポルトガル人だったと言っていた。

それで、彼らネグロたちがどうやって苦難の時代をくぐって
きたかというとそれはウニードによってだったという話。
ネグロたちの基本的な考え方は「一人では絶対に生きられない」というもので、常に
助け合って生きてきた。これが奴隷達のたどり着いたバイーアの基本的な考え方でも
あるのだと私は思った。

例えばエレナが病気になるとするでしょう。近所の人に私(アニー)が「エレナが病気なの」と
言えば、近所のみんながやってくる。そしてみんな大丈夫かと彼女の様子をみてくれる、
薬を持ってきてくれたり、食事を持ってきてくれたり、医者を呼ぼうかと言ってくれたりする。
こうやって私達は手にお金をもっていなくても生きていくことができるの。

これはネグロたちでも同じで、たとえば一人の母が母乳が良く出ないとする。
そうしたら他の女性がその赤子を取り上げて母乳を与える。
これはきわめて当然のことで、だからネグロたちは「母」というものに尊敬の念を忘れない。
こうして彼らは助け合いによって生きてきた。

あと、彼らの食べ物の話とカンドンブレーのかかわりについて説明してくれたけど、もう
ソレはソレはたくさんのことを話したのでまた別の機会に書きます。
とりあえず良く聞く話だと思うけど、ネグロたちがポルトガル人たちが残した動物の
パーツ(頭とか尻尾とか腸とか)を洗って使ってフェイジョアーダを作ったという話から、
ものは賢く使わないとダメだとか。彼らはココの身をすべて使ってしまう。おろして(?)
身の中身を使い、油を作り・・・ 神様が与えてくれたものを賢く使えば人は生きることが
できるんだからと言われた。だからマクドナルドなんて行ったらダメよと言われた。
そうだ、神様はマックなんて作らなかったと言ったらエレナもうけてた。

アニーが大学でバイーア文化についての授業でもしたらそれはかなり面白いとおもった。
そうして欲しいなあと行ったら、面白そうねと言っていた。
でもこういう人の性質はバイーアだけなんだって。バイーアはアフリカのネグロたちの
文化だから。他のサンパウロ、ヘシフェ、リオの文化っていうのは同じブラジルでも全く違っていると。
エレナがそのまねをしてくれたんだけすごく面白かった。
とりあえずバイーアのところではだらけてた。幸せそうに。 ダメじゃん!
リオのところはセクシーきどった女の人みたいなポーズをしてた。
サンパウロは日本と似ているんだね。日本の人は隣人を知らないっていう話をしたら、
サンパウロもそうだと言っていたし、エレナの話でも共通するところがいくつかあった。

食事ができて、竜太さんと一緒に食べて洗濯して寝る。

早く水曜が来て晴れないだろうか。
毎日大雨。
明日からいよいよ練習が始まる。

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