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ブラジル・サウヴァドール日記
2004-2005 Brasil Salvador

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01/23(日) さやか日記

今日はメストレ・ビアっていう女のメストレのところのバチザード。
コントラ・メストレ・カレッカとやってるグループ、アフロ・バイーアっていうグループ。

朝9:00だっていうので出かけていったら案の定トニーはおきたばっかりだった。
これから朝ごはん食べてでかけるとか言ってる。

着くのは10:30がちょうどいいんだよとか言って、だったら最初から10:00にしてよー。
今回はビデオとっていいと言われた。これはいい。

着いてみたらまだ始まってなかった。ちなみに招待状には9:00と書いてあるが・・・。
ビアは私が始めて体験したテンポの女ホーダに来てた女のメストレ。
そのときからいる女の子たちと同じ顔がまだいる。女の結束が強い。
カレッカとビア
イベントの間ビアはほとんど笑わないけど、カレッカはずっと笑ってる。ていうかずっと?
いやほんとずっと。

このグループの仕事は確かにすばらしい。感心する。
まず子供が多い。そしてなによりもすばらしいのは子供たちが非常によくしつけられている。
そして大人のグラドゥアードたちが実によく子供たちの面倒を見る。
しかも子供はいうことを聞く。(!)
そして手拍子と歌がよくできる。子供たちが十分なアシェーをホーダに送る。
これはすごいことだと思う。

招待されたメストレたちは長すぎだと下で文句を言っていたけど、出し物の質がすばらしい。
多分ここいらで一番だと思う。間違いなく。
お金払ってその辺のショーみるよりずっとよく出来てるし興味深い。

最初こどものフロレイオがあって、先生たちだけのジョーゴ(組み手披露)、バチズモ(最初の帯の授与)、
子供のマクレレー(バイーア特有の棒を打ち合うダンス)、バチズモの続き、
ダンサ・アフロと大人のフロレイオ(アフリカ色の強いパーカッションを使った踊り)
トロッカ・ジ・コルダス(すでに帯を持っている人が昇段)、サンバ・ジ・ホーダ(2人1組で踊るサンバ)、
トロッカ・ジ・コルダス、大人のマクレレーと実に盛りだくさん。
子供マクレレー
サンバ ジ ホーダ 帯貰う人
しかもすべての出し物にかなりこんだ衣装と、皆この日のために髪の毛もきれいに編んである。

マクレレーもすごかったがダンサ・アフロと女のフロレイオがすごかった。(しかも各出し物の後に解説がついている)
これはなかなか貴重な資料ではないかと思う。
エリコプテロする女の子が一人いるんだけど、この子をはじめみんな飛ばないけどひとつひとつの技がきれい。
フロレイオ フロレイオ
ダンサーの女の子が一人いて、その子が振り付けとかをしてるらしいが非常に良く出来ている。
プシャーダ・ジ・ヘージは踊りだけでなく芝居がついてて
(うちのバチザードでもちょっとした小芝居のシーンはあるけどこんな小芝居レベルものではない!)小道具なんかもよくできてる。
メストレ・ビンバがいきてた時代にかぶせて市場と泥棒・警察を再現したもの。
でも見たものとトニーの解説とカレッカの解説とが一致せず。あれ?これは私の理解力の不足。
プシャーダ ジ ヘージ 芝居部分
去年は暴力に関する芝居だったんだけど、大学時代に応用演劇というのを研究している先生がいて、
ブラジルは娯楽演劇よりも割とそういう演劇を使った活動が盛んだと言っていたが、
まさにビアたちがやっていることはそれで、この後メストレ・ボア・ジェンチも言っていたけれど、
自分たちの文化を大事にできなければ同時にブラジルには未来もないに決まっている。
こうやって遊びながらでも自分たちの文化の根源に触れるのは非常に重要なことだと思う。

子供たちにとってはこれはただの発表会かもしれないけど、実にブラジル人たちが歩んできた歴史があり、
現代社会の問題があり、知らぬうちにこういうことにかかわっているというのはとても重要と思った。

メストレたちはおおかた怪しい人が多かった。(失礼)
メストレ・カルリーニョス(例の足をガクガクする人)と、メストレ・ミカっていう杖ついてるメストレ、メストレ・デフレックス、
みんな怪しい・・・ノルデスチのメストレはなぜみんなこんなに怪しいんだ。
ヴェフメーリョに言わせるとメストレ某はパチモンらしい。
「パチモーン」
いつも新入りの生徒ばっかり引き連れて、うまくなりそうな奴をすぐ放り出してしまう。
あとよそのホーダでやられたがらないとか。
メストゥレ カルリーニョス メストゥレ ミカ
あとビアとカレッカのメストレっていう人が来てた。(名前失念)
あと近所に住んでるメストレ・ボア・ジェンチ、メストレ・ミコも来てたけどジョーゴしなかった。
(ちなみに私はこのあとボア・ジェンチとのやりとりで、食事の席でいきなりインタビューを試みて拒否されるという失態がある)
ほかにアルチスタのところのフォルマードと、ウニカールのTシャツ着てるフォルマードが二人来ていた。

遅れてACMBのクレーヴェルとクエッカが来た。
ほかに去年から見てる青帯の知らない人と、あとエスタジアーリオニヴェウ1と2の知らない顔が二人いた。
エスタジアーリオで知らない顔ということは支部のどこかから移った人ではないかな。

あと、メストレ・ミカは杖をついているがなぜが両足ともアルマーダを蹴ることができる。

しかしその後現れた人はホントにリアルな人だった。
足がほとんど利かない人で、なんていうんですかね、お祭りとかで売ってる蛇のおもちゃあるじゃないですか、
あれみたいな感じで腰少し動かすとそれに連動してぎゅるぎゅると脚全体が動く、みたいな。
でも実にすごい動きで、生徒もちゃんとうまいことジョーゴしてた。

生徒が沢山いて、イベントも長いもんだからほとんどの先生たちは途中で帰った。
もしくはイベントの途中で抜け出して下でビール飲んでた。

私たちの目に見てもわかるけど、若い先生はとかく自分をみせたがるというか、
今日は子供が主役というのに自分がやたら技をやったりでかなりどうかと思った。
そういうときは大抵良心のある先生が入ってきてくれて、子供たちにちゃんと攻撃と回避・移動をやらせてくれる。
もちろんトニーもその一人だった。こういう時はそういう良心ある先生たちが協力しあってるのが見ていてもわかる。
ビアはだんだん先生たちを選んで呼び始めるし。
まいてあげるトニー
おもしろかったのは、子供たちはココリーニャして待ってるのに、ほとんどの先生たちはそれに対して攻撃しなかったのだけど、
そのうちのかわいらしい女の子が「私待ってるのになんで?!」
っていうジェスチャーを観客席に向かってした。この部分はビデオに収まっていないんだけど、おかしかった。

みてる限りではメストレ・グランダォンはかなり良心ある人のように感じた。
メストレ・カルリーニョスはふざけすぎててみんなに嫌われてるのが感じてとれた。
あとどこまで冗談だかしらないけど、「オレの写真は高いぜー」とか
「これからジョーゴで飛ぶからしっかり撮ってくれよ!高いけどナ!」とか私たちに言う。気分悪い人だと思った。

撮りませんヨ

最後の帯の授与が終わるころには先生たちはほとんどいなくなってた。
さて、椅子の最前列は基本的に先生たちの席なので座らず、でもビデオのために地座りしていたので、
すべてが終わった5時間後にはエライ体が痛くなってた。
しかしその最後の帯の子たちの強いこと!すごかった。
これがまたうちの女ホーダに来たらえらいこっちゃ。
でも練習のモチベーションが上がった。

そんでいつもここのバス停にくるときはここで待ってる気がするけどやっぱりビールのみながら待つ。

トニーは惜しみなくいろんな話をしてくれる。
トニーはボア・ジェンチが私に対して、自分のことを語ることに心を閉ざしたことを本当に残念だと言っていた。
(でも私がいきなりだったんですよ)でも自分で、自分たちの文化を大事にできなければ未来はないと言っていたのになと。
それを惜しみなく人に与え、ためらいなく誰に学んだかいえなければそれこそ未来はないと。
オレは誰にものを習ったか言うし、知りたいと思ってる人に心を閉ざしたりしないといってた。
なんでもトニーはメストレ・マカーコにセクエンシア教える代わりにマクレレーならったとか言ってた。
でもとニーも酔ってたからね。あやしいものです。

決して楽しいことばかりではないが、こうやって学ぶんだ。
今日改めて思ったけど、効率よくカポエィラを学ぶことなんて、ありえない。
それでも今の日本の状況はだいぶん効率良くなってると思うけど、それでもやっぱり時間が必要。
時間ってものがいかに正しく流れてるかということを感じた。

さて、家に戻るとインドのカミニャーダをやってた。アリを連れて見に行く。

そしたらブロッコの最後にメストレ・カマレアォンのグループがいた。
本人ももちろんいた。
私この人は信用できる気がするけどインド・・・。
うーん。

このブロコの構成は浅草サンバカーニバルを思い出した。
メインのブロコの後ろにカポエィラ(といっても楽器だけだけど)がくっついている。

カポエィラ・マンジンガのたかこさんから電話があって、シャワー浴びてペロウリーニョに向かう。
ゆうやは疲れきってソファでユニフォームのまま居眠りしてるので起こすのもかわいそうだしおいていく。
今日はフェスチバウ・デ・ヴェラォンに行く予定。
・・・なのだが肝心のオンサがつかまらない。

トニーから電話があってやっぱ行かれないとか。
あらー
残念―

というわけでたかこさんにはごめんなさいする。
フェスタに行くのでお友達もたかこさんもおしゃれしてたのに・・・スミマセン。

たかこさんのお友達とも一緒に食事する。
ごっつい男の人ふたりとおしゃれガイ一人。
この人たちと一緒ならたかこさんも安心ってものだと思った。
ゆうやも後から来た。

カポエィランドはかなり良かったらしい。
たかこさんは高くても価値はあったと力説してた。
でもたかこさんのメインの楽しみはフェスタだったそうです。

なんと練習を途中で切り上げてフェスタのしたくをするほどダンスに夢中だったそうです。

おしゃれガイマルシオさんはビデオを撮ったそうなので、今度見せてもらうことに。
どうも話の感じだと4人は青い家に泊まってるようす。

あとカポエィランドでケンジに会ったと。
なぬ!

ケンジサルヴァドールに来るって言ってたけど本当にブラジル上陸できたんだ。

ひとつだけ残念だったのは、お友達はペロで簡単に物乞いにお金と食べ物の食べ残し、飲み残しをあげてた。
うーん。
こういうの久しぶりに見るときついなあ。

バスをかなり待ったけどやっぱこない。
周りの人もあきらめてみんなタクシーに乗る。
ファロウ・ダ・バーハまで行くっていう交渉してるおじさん捕まえて相乗り交渉したらもう一人乗ってくれた人がいて
高いお金払わずに帰れた。

ものすごい眠い。

朝トニーから昨日は大丈夫だったか電話があった。何時に帰ったかも聞かれた。
なんかもう私実は27歳なんですけどこっちに父親がいる気分ですけど?

ゆうやの日記(ポルトガル語練習用)
Diário do Espiga

今日はメストレビア(ビア・・・?怖いな)という女性のメストレがいるグループのバチザードに行く。
朝9時に集合といわれ行ったらトニーは寝ててさやかさんにどうせ始まりが遅れるから10時に出ればいいんだよ
これから朝飯食うぜーだとか。
じゃあ10時に呼んでくれー。

バチザードは今まで見た中で一番良く出来たといえば失礼だけどとても準備されたものだった。
子供が凄い大人の言うことを聞く。
ショーを観てるみたいだった。
時間は長かったけど観てて面白かった。
あと女性のメストレということで女生徒が凄い強い。
そして上手い。

最後のトロッカジコルダスでうちのフラカォンとヴェフメーリョがやってる二人の合わせ技
みたいなのを女の子がやっててスゲーと思った。

マクレレーもメストレビアがでかい男の人とファカオンを使ってやり合ってて
ここはヴォセベベジュレーマの歌に会わせてファカオンで火花を散らせてた。
途中でハステイラとかしたりして。
女性といってもなんか海の女といった強そうなおばちゃんだった。

あと怪しいメストレがいて足をがくがくさせながらジョーゴしてた。

ゆうやへの応援メールはこちらまでyuyadecapoeira@yahoo.co.jp

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