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ブラジル・サウヴァドール日記
2004-2005 Brasil Salvador

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02/20(日) さやか日記

朝もたもたと起きてたら早速まっちがやってきた。
ゆうやはまだ朝食も食べてなくてっていうか最近ゆうや寝坊しすぎ。
目覚ましでおきることほとんどないし。

トニーのお見舞いがあるのと、トニーからショウコさんをオンジーナのビーチに帰るまでに連れて行くようにといわれているので、
オンジーナのビーチへ行く。
後から、まっちたちはうちの前でほかの日本人の人たちと待ち合わせてたっていうことを知ったんだけど。

着いてみたら誰もカメラをもって来てなかったのでアカデミアにカメラ取りに戻る。
そしたらアニーとかにつかまって遅くなってしまった。
着いたらみんなやっぱりうちの前のビーチがいいということと、そっちにカポエィラ・ヘジォナウ・ジャパォンの吉田さんとか、
ヨシさんとかが来ているというのと、子供につかまってうんざり(よくあることですね)してたので、みんなは移動した。
私とショウコさんはしばらくオンジーナのビーチにいる。
みんなここじゃカポエィラの練習はできないっていうけど、私はずっとここでやってたから何の不自由も感じない。
始まったのがここだから、むしろここのほうが私は好き。

ショウコさんとアカデミアに寄ってトニーと少し話してから、昼食をとって家の前のビーチへ向かう。
みんな集まってカポエィラしてた。
ショウコさんはうちの生徒のミコとサッカーしたり。

ちなみにうちの前の海でカポエィリスタの少年が、「これからバク転するからそれに10ヘアウ払ってよ」と言ってきた。
正気かしら?と思ってほっといたら張り切ってバク転して走って私のところにやってきて
「10ヘアウ払って。今見たでしょ」
「何で私は払わないといけないの?」と言ったら「カポエィラを助けるためだよ」と言ってのけた。
「もう一度自分の言ってることを考えなさい。自分で何いってるかわかってるの?」と聞いたら一瞬黙って
「わかってる」といった。
一瞬黙ったその瞬間に彼が何を考えたかわからないけど、今思うともう少しちゃんと説教しておけばよかった。
こういう時は日本人だろうとブラジル人だろうと、人生を長く生きてるカポエィリスタとして、
ちゃんというべきことをいわないといけない。

部屋に戻って、一休みしてまた海へ行く。みんなよくやるねー私はようやらんわ。
ライフセーバーやってたトニーも言ってるけど、海で陽にあたっていいのは2時間が限度。
それ以上は体によくない。
みんな結局ほとんど一日中海にいた。私はほとんど休んでいたけど。
なんか前アカデミアの家に暮らしていたときはもっと海で技練習したりしていたけど、今回の旅はやる気自体がでない。
歌や文献の勉強なんかもまったく進まない。

トニーがヒオ・ヴェフメーリョの有名なバイアーナ、ジーニャのアカラジェーを食べに行こうと誘ってくれた。
トニーがアパートにやってくる10分前くらいにやっと男連中は帰ってきた。

トニーはちょっとおしゃれしてた。途中で結婚式をやってるっていう教会に寄ったけど当然もう終わってた。

ここいらで有名なバイアーナはジーニャ・シーラ・ヘジーナの3人で、ジーニャは毎晩夜にヒオ・ヴェフメーリョの
カーザ・ジ・イエマンジャーの近くでお店を出してる。レストランもありますよ。高いけど。
みなさまにお勧めいたします。
アカラジェーとアバラーを注文する。私たちが買った後はどんどん人が並んで、まさに行列ができる店っていう感じでした。
おいしかったです!2.5ヘアウのアカラジェー。アバラーよりもアカラジェーの方がおいしかった。
正太郎さんと一緒に来たかったですねー

そのあとカウド(スープみたいなもの)を試してみたいかというので、いってみることにする。
ピラニアのカウドとタコのカウドを注文。
ピラニア初めて食べるーーーー
おいしかった・・・
正太郎さんごめんなさい。うまいです。

ショウコさんはずっとトニーと飲んでる。すでにアペリード(あだ名)はピングーサ(酒飲人)に・・・
しまいには別のバーでカンパリ買ってきて呑む。
いつもトニーが気がつくとコップが空になっているっていうのを10回くらいにネタにしてた。

このバーにいた時トニーはすごくいい話をして、今日はさすがに言ってることを通訳したんだけど、どのくらい伝わっただろう。
ちなみに最初はピラニアの話だった・・・。
トニーはショウコさんが肉は食べられないものの、どんなものでもたくさん食べて、呑んで、
いろんなことに挑戦してることをすごく喜んでる。トモさんもそうだけど、やせてるのにすごく食べることをトニーはすごく誉める。
そしてなによりも、楽しそうにしているショウコさんを見るのが本当にうれしいんだと。

どんなことだって最初から距離をおいてたらだめだ、どんなものだって食べて、呑んで、体験してみないと、人生のすべてを、
いいことも悪いこともみんな見て、失敗もたくさんして生きていきなさいみたいなことをみんなに言ってくれていた。
トニーは決して裕福な生まれではなかったし、人生は順風満帆ではなかったから、いろんな仕事をしてきたけど、
それについて恥ずかしいと思ったことだってもちろんあったと。
それでもそういう経験が自分を強くしたし、家族を守ってきたし、生きるってことがどういうことかを教えてくれたんだと。

トニーは昔漁師をやっていたんだけど、海が荒れて魚が取れない日には自分ははちみつ売りだってしたし、何だってした。
自分はそうやって漁ができなけりゃ何もできなくなってしまうようなちっぽけな男じゃないんだぜ、とか。
ひとつのことだけでほかには何もできなくなってしまう男じゃない。どんな状況にあっても人を助けることだってできる。
飯の材料を調達することも、それを調理することも、怪我の介抱だって、家を建てることだって、修理することだって。
書いてみると実に生きるうえで当然のことを言ってるようだけど、
その当然のことが実は私たちは思った以上にできないものだと改めて思う。

そして何よりも、そうやって苦しい瞬間が人生の中であったとしても、
それでも人生は楽しむために(くだらない堕落の楽しみという意味ではなく)あるのだから、
楽しめるときにはすべてを楽しまないとダメだと。
人生の最悪の事柄、それは後悔することだから。

もっともっといい話をしていたんだけど、その時々は覚えていてもどんどん忘れてしまう・・・。
なんでって自分はトニーがどういう人間なのか大体わかってきたから。

そんで男連中は聞きながら半分聞いてないような感じに疲れてたので、トニーが「お前らもう寝ちゃってるから帰れ」と言った。
これからショウコさんと私をもっといいバーに連れて行くからと。こっからは大人の時間です!
そしたらゆうやとジョニーが「男つかまえるんだ」とふざけていったのだけど、それがトニーは気に入らなかったらしくてお説教。
ショウコさんはちゃんとした彼氏がいるし、私は結婚してる。しかも5つ以上も年上の女性にそういうことを言うとは何事かと。
もう少し尊重するようにと注意されていた。
でも結局全員連れて行ってくれることに。

そこはアヴァイアーナという有名なサンダル屋の近くの酒場だった。
酒のみが集合してるような感じで、ショウコさんご機嫌。
いろんなバチーダ(カシャーサとココナツミルクを割ったお酒)を試してた。アメンドインとかおいしかったけど
まだ食道の炎症がおさまっていないので呑めない。
正太郎さんごめんなさい。酒はうまいしショウコさんはおもしろいです。

そこに雑誌とかでもよく紹介されるヒオ・ヴェフメーリョの名物チーズ焼きがいて、そこで5本くらい注文した。
正装したチーズ売り。実にうまい!
もう1週間もすれば竜太さん・ダモさん・タケハルさんご一行が来るけど、来たら絶対ここに来ようと思った。

さすがにいろんなお酒のみすぎてトニーも結構な勢いで酔ってた。
帰りにやしの木に登らせたり。
ちょぴいがこの木に登ったときにすごい高くまで上ったのはいいけど降りでお腹を木の幹にこすった話とかすごく楽しそうにしてた。
ちょぴぃの話がトニーの口から出るときはいつも、ゲラゲラ笑えるくらいおもしろい話ばっかり。

歩いて帰ったんだけど、トニーかなり酔ってフラフラしてた。

ショウコさんはもう日本に帰ることを考えるだけで涙がでそうらしい。

楽しい日曜の晩だった。

ゆうやの日記(ポルトガル語練習用)
Diário do Espiga

11時に時間通りに二人はやってきた。
しかも5分前。俺はまだ朝飯を食べていた。すいません。

オンジーナのビーチにまず行く。
個人的には家の前のビーチの方が泳ぎやすくて好き。
オンジーナはウニいるし。。
トニーは好きみたいだけど。

少し技練。
まっちさん色々できてすげーなぁ。。
前宙と側宙を混ぜたような技がうらやましい。
できるようになりたいなぁ。

少し泳いでみたけど流されるし波が強いしすぐ深くなって怖い。
俺はあまり泳げないので足が着かないと結構命の危険を感じる。

その後マッチさんの友達が家の前のビーチに来て皆でそっちへ向かう。

アソシアサォン ジ カポエィラ メストレ ビンバのリュウタさんと、ナオミさんあとヨシさんという人がいた。
テンポの生徒のガブリエルという少年の父親があっちで日本人がカポエィラしてたぜーと教えてくれる。目立つな、そりゃ。

ブラジル人でショウとかにも出てるようなカポエィリスタのポーとかいう名前の人と皆で技練。
彼はショウに出るだけあって凄い技がきれい。
かっちょえーなぁ。
ナオさんにアタックして彼氏がいると聞いてがっかりしていたらしいけど。

あと海の中で今日はシンクロが大ブーム。
ジョニーが上手い。
あと三人がかりでバク宙させるやつとかやって、俺は最初びびってたけどやってみたら楽しかった。
ジョニーは背中から落ちてたけど。

一日海にいた。
しかも今日は半端ない日差し。
すっかり黒くなった。
トニーいわく海は一日2時間までらしい。
さやかさんは呆れていた。

でも焼かなきゃいけないんですよ、焼けるときに。
結構楽しかった。がやはりヒリヒリする。

ゆうやへの応援メールはこちらまでyuyadecapoeira@yahoo.co.jp

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