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ブラジル・サウヴァドール日記
2004-2005 Brasil Salvador

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ブラジル・Salvador日記2005/02
バイーア州サウヴァドールのカルナヴァウ(カーニバル)の説明その3

今年のサルヴァドールのカルナヴァウは今までにない大雨に見舞われました。
カマロッチ(見物台)は強風で壊れ、屋台はことごとく店じまい、それでも最後までトリオは走り続けたのですが、
人々は雨に打たれながらも踊り続け、そしてカルナヴァウ明けにはみんな風邪を引くという有様です。

6日に渡って行われる、一年で最大のイベントは明けてみればすさまじく汚れた道路と、
ところかまわず用足しをする異臭と、ゴミの山を残しています。

警察には多くの泥棒たちがとらわれ、多くはカルナヴァウが終わるまで釈放されません。
カルナヴァウは最高に楽しい6日間ですが、その裏では同時にこのような悪い事もたくさん起こります。

カルナヴァウには、外国からも多くの観光客が流れて来ますから、
麻薬の売買もありますし(今年はフランスのジャーナリストたちが捕まりニュースになりました)
売春を職とする女の子たちにとっては一番の稼ぎ時です。

そうでなくともだれかれかまわずキスしているような異常な雰囲気の中です、お腹の出た白人の中年オヤジが、
だらしない感じで、10代くらいの現地の女の子を卑猥な感じで連れ歩いているのはよく目にする光景です。
ちなみに誰かれかまわず体のあちこちキスされたり、腕をつかまれたりお尻を触られたり、
というのはカルナヴァウでは割と普通のことで、それだけで済めば良かったネといったところでしょうか?
一番気持ち悪かったのは耳に息をふきかけられること!しかも中年オヤジに!

カルナヴァウを楽しむ時は決して金目のものを身につけない、というのは基本です。
トリオを追いかけるピポーカたちの波に巻き込まれるときにはありとあらゆるポケットをまさぐられることは間違いなしです。
お腹にまきつけるタイプの防犯財布をみなさん海外旅行の際にはお持ちと思いますが、
現地の人もあれをつかっているほどです。でもそこももう泥棒たちの狙いどころのひとつとなっているようで、
現地の人たちもお金を分散させてしまったり、いろんな工夫をしている様子です。

カルナヴァウの期間は警察も容赦がありませんから、どんな小さなケンカも、ちょっとばかり疑わしい人も見逃しません。
即捕まえられてボディチェックと、容疑がある人は即検挙します。たとえ外国人であっても容赦はしません。
一番驚いたのは、泥棒の容疑をかけられた青年たちが、警察にちょっといいわけの口を開いた途端、
まったくためらいもなく警官はその青年を殴ったのです。
そういうシーンは見ていてなかなかショッキングですが、
こうやって私たちのような何の悪さもしない(できない)幸せな観光客たちは警察に守られながら
カルナヴァウを楽しむ事ができるわけです。

サルヴァドールのカルナヴァウの治安は、年を重ねるごとに良くなっているようです。
実際にカルナヴァウで死ぬ人の数が減っていることからも、その治安の改善は伺う事ができます。

しかし秩序の面ではどうかというと、こちらはなかなか改善がなされないようです。
道路には屋台を出しに出稼ぎに出てきた家族たちが、人の家の前を勝手に陣取って、人の家の壁に用を足し、
6日間シャワーも浴びず、寝転がって暮らしています。

カルナヴァウは22:00ごろから朝8:00くらいまで続きますが、2:00−3:00という真夜中に子供が、
人々の捨てるビール缶を集めて徘徊します。この空き缶を数キロ集めるとお金になるからです。
しかし真夜中に子供がゴミを探して歩く姿というのは決して見ていていいものではありません。

このような面が改善されることを心から祈りますが、しかし安全面がこれだけ改善されたのですから、
それは決して遠いことではないように思います。
ちなみにカーニヴァル・ベイビーという言葉をみなさん聞いたことがあると思いますが、
(カルナヴァウの後に妊娠する女の子が多い事から)政府はカミジーニャ(コンドーム)のトリオを出したり、
あちこちで街宣をしていたりと努力が伺えます。私はもう結婚していますが、4つももらいました・・・。
先生がこれをもって帰って奥さんに誤解されてケンカになったという話をしていましたが、
そんな風に笑えるほどに、サルヴァドールは観光地として、過ごしやすく変化しようとしています。

さやか

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